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2008年5月29日木曜日

2008年5月26日月曜日

優しいサヨクのための嬉遊曲

島田正彦

学生運動などとうの昔となり誰も覚えちゃいない今ではこの物語も古臭い印象
しかし、表現の瑞々しさは一流

2008年5月21日水曜日

2002年のスロウボート

古川日出男

この人の作品は音楽的。リズムにのれば深く味わえる。
あとは一気に読むべし

ハル、ハル、ハル

古川日出男

短編三つ
表題作(ロードノベル)と最後の8ドッグス(南総里美八犬伝がモチーフ)ってのがよかった

2008年5月19日月曜日

赤めだか

立川談春。

前半の前座時代の話が面白かった
談志師匠の偉大さがわかってきた

2008年5月14日水曜日

モテたい理由

再読。
赤坂まり。

この女が批判するような人物は存在するのだろうか。
批判の対象があいまいだ

長江哀歌

@早稲田松竹
一本目は「一瞬の夢」。
タイトル通り、夢に突入してしまった。
クラクションの音で何度も起こされたのが印象的。
でも負けずに全部寝た。

二本目が「長江哀歌」
どこか小津的に方にハマった演技をするのだがそれがそれをずらす演出によって魅力的になっている。
ダムに沈む景勝地に二人の男女が人探しに来るってのが大筋。
二人はそれぞれ独立した物語、パラレル。
中国人の荒っぽさ、というか肉体労働者の生命感が生々しく、それが生活ってのを浮き彫りにしていてよかった。
ストーリー的には大きな波はなく、淡々と描かれるが、映像が詩的で見入ってしまった。
いい映画だった

2008年5月11日日曜日

共生虫

村上龍

想像力の連鎖、ディテールによる説得力
ひきこもり自意識の塊、皮膚感覚の描写・身体性

2008年5月10日土曜日

さよなら、また会う日まで

手伝いがてら観劇

映像っぽいと思った。
物語が中心で失笑系の笑いであった。

2008年5月9日金曜日

ハッピーマニア

安野モヨ子
再読

シゲカヨって明治の文演だったのか
急に親近感が湧いた。そして未来の自分が見えるようで不安になった

2008年5月6日火曜日

村上龍映画小説集

村上龍の中で1番好きな作品。
ぐっと引き込まれ、あっという間に読み進む。

青春時代特有の自意識と真摯に向き合うのが魅力である

2008年5月2日金曜日

<子ども>のための哲学

永井均


結局、哲学も自己満足であり自分以外には無用ということに気付かされた。

本書前半のほうは途中から投げたが、後半の道徳に関する記述は興味深かった。