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2007年7月27日金曜日

エヴァンゲリオン7

舞台「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」

やはり本には届かない。
それってのは俺が本が好きだからなのであろうか。
面白い物語と面白い演劇って必ずしも一致しないということを発見した気がする。

2007年7月26日木曜日

ベニスの商人

映画「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」

@渋谷シネマライズ

映像化したってだけ。
しかも原作負け。
センスのかけらもない。
なんだこの商業主義よりなキャスティングは。
このクソ監督の映画は二度と観たくない。
しかし、サトエリはセクシーだ。
目が釘付けだった。悔しい。

恋におちたシェイクスピア

学者とかシェイクスピア研究してる人には面白いはず。
俺は嫌いではない。
フツーの映画としてはいまひとつ。

エヴァンゲリオン5、6

急に面白くなってきたぞ

2007年7月23日月曜日

腑抜けども、悲しみの愛をみせろ

本谷有希子。
やばいです。小説でこんなに衝撃を受けるとは。
複数の主観を用いた世界観。
これがそれぞれのキャラに深みを持たせている。
そして、全て実際に経験しているんしゃないかというリアル感。
ここ一番で発声されるキレのある台詞。
圧倒的な臨場感。
胸がざわついてしょうがない。

2007年7月20日金曜日

太陽の塔

森見登美彦。
なんか愛らしくていいなあ。こういうシャイな男子学生の妄想世界観を文士的に語るって手法はすっごく好き。漱石の「坊ちゃん」に雰囲気が似てる。電車の中で読んだらニヤケてしょうがなかった。

(追記)
ウィキペディアで調べたらマジックリアリズムと書いてあった。
ガルシアマルケスや池上永一が思い出されるが、少しばかりマジックリアリズムが理解できた気がする。
たとえみたいなもんか。

エヴァンゲリオン1

2007年7月19日木曜日

長いお別れ

煙か土か食い物

舞城王太郎。
ひどくマンガ的。
興奮したときに出てくる英語がダサい。カタカナで書いてあるからか。
表面的で心理描写や人間のリアルさが感じられない。

2007年7月16日月曜日

ポツドール「人間 失格」

ポツドールの芝居を何回か見ているせいで、知っている役者ができるという障害(ポツドールの芝居の真髄は演劇的なものを極力排除したリアルさにあるため)が生まれてきたものの、やはり見るたびに衝撃を受ける。
想像する余地すら与えない圧倒的なリアル。
観劇後は胸がざわつき言葉がなかなか出てこない。
この路線では敵わない。
自分の路線を見つけなければ。

2007年7月14日土曜日

チェーホフ「三人姉妹」

オーストラリアバレエ団「白鳥の湖」

@東京文化会館(上野)

三時間(途中休憩二回あり)だが飽きずに観た。
原作も知らないのだが翻案らしくストーリーが全くわからんかった。
パンフレットを買ってた知人にストーリーをちょこっと聞いてからみたら結構楽しめた。

漢塾「マンガン電池」

良くも悪くも活劇の芝居。
動物電気に似ている。

2007年7月12日木曜日

チェーホフ「桜の園」

拝金主義者の男がなんともいえない存在感だな。
舞台で観てみたい。

海辺のカフカ(下)

前に読んだ時の後半の記憶がほとんどなかったのは飽きてしまっていたからだったようだ。
今回は集中して読んだ。
後半はなんか能のように象徴的、抽象的世界になっている。
そこが好みのわかれるところだろう。

Dolls

サブストーリーの絡ませ方が素晴らしく、それが作品に深みを持たせている。
老年のやくざと弁当を持って公園で待つおばさん、アイドルとその追っかけ。
会話はほとんどない。
だけど、だからこそ想像力をかき立てられる。

黒澤明の世界

NHKのドキュメンタリー。
「影武者」のドキュメント。
天皇とも呼ばれた独裁者として知られる黒澤明だが、思っていたより物腰が柔らかかったのが意外。
もちろん演出に関してはうるさい。
それはもう執拗なこだわり。
俺があの演出受けたらまいっちゃいそう。

おぼんろ第二回公演「洗イニ生マレテ」

@早稲田学生会館にて

モロに演劇的。
俺が好きなのはこの正反対。
それを最もやってると思うのがポツドール。
ネットに掲載されていた三浦大輔のインタビューには感銘を受けた。
月曜日ポツドールを観にいく。

チェーホフ「ワーニャ伯父さん」

今の俺の状況とリンクする。
無為に過ごすことの苛立ち。
時間への憎悪。

2007年7月11日水曜日

チェーホフ「かもめ」

私はかもめ、いや違うっていうのが何度も繰り返されるとこが好きだ。
チェーホフの芸術観、文学を仕事にすることの苦悩が登場人物の口を借りて頻出。
こんなに面白かったのかチェーホフは。

2007年7月10日火曜日

志ん朝「文七元結」

タイガー&ドラゴン(9〜11話・完結)

ラーメンズ「TEXT」

やっぱり演劇はライブだと痛感。
あの空気はブラウン管では出ない。
別につまらないわけではないが。


(追記)7/19
とはいいつつ、最近はほぼ毎日このDVDを見ている。
特に面白いのが「条例が出た」シリーズ。
七五調、洋画吹き替え、ミュージカルが面白すぎる。
器用だなー、と舌をまく。

2007年7月4日水曜日

海辺のカフカ(上)

これで三回目。
なんなんだろう、この不思議な魅力は。
読むたびに旅に行きたくなる。

「崇徳院」「権助提灯」「明烏」

円楽崇徳院」


談志「権助提灯」


志ん朝「明烏」

2007年7月3日火曜日

タイガー&ドラゴン7〜8話

男はつらいよ寅次郎恋歌

あきちまった。
なんかそのドラマの定番の文法ばっかで展開が読めちまう&リアリティがない。
マンガっぽい。
別にマンガが嫌いなわけではないが。
マンガにはマンガの特性があって、映画には映画の特性がある。

BROTHER

たけし映画の真骨頂。メジヤー版ヤクザ映画