先週末(7/20-22)、二泊三日で北海道夕張市を訪問した。
11人の仲間とともに。
財政破綻をした、あの夕張に、である。
仕事(研修)がきっかけで、夕張とは縁ができたわけだが、自腹を切った訪問は今回で三回目。
「どこかでメロン狩りできませんか?」と素朴に相談した相手が、なかなかの世話人であって、トントン拍子で農協とつないでくれたり、現地での交流に一役も二役も買ってくれて、こっちもついつい訪問する流れとなっている。
今回も交流の場があって、ジンギスカンパーティとして、バーベキュー風に行われた。
集まったのは30人くらい。
「何もない夕張になぜ、そんなにくるんですか?」との地元人の素朴な疑問には酔っ払った勢いもあったが、間髪入れずに「人に会うため」と即答した。
私はひねくれものなので、いわゆる観光は好きではない。
旅は好きだが、旅行は好きではない。
用意されている感動や妙に洗練された観光コースとかは大嫌い。
不便だったり、選択肢があまりないほうが性にあっている。
元々東京都にしか血縁、地縁がない私にとって、夕張は始めて地方で地縁のある街となった。
たまにだけれども、その土地に行けばその人がいて、東京にはないものがあって、むこうも自分たちにはないものを私やその仲間たちに感じてくれて、それを喜んでくれる。
うまく言い表すのは難しいが、安心感のある非日常とでもいうべきか。
夕張にいると、普段は感じない心地よさがある。
単なる旅行でもなく、観光でもなく、研修でもない。
一応、毎回何らかのボランティアを取り入れているので「自主研修」という形をとって訪問している。
今回は草刈りをボランティアとしてやった。
(この草刈りについて、何となく鎌もってヨイショヨイショと草を刈る姿を予想していたが、さにあらず。機会使って、バシバシガンガン草をなぎ倒し、はねっかえる草や草汁まみれになるとはつゆしらず。これぞカルチャーショックである。後遺症か、ボーボーに生えた草をみるとつい刈りたくなってしまう。)
あとは、夕張岳というそこそこキツい山に登山をしたり。
まだ帰ってきたばかりだが、次は何をしにいこうかな、とぼんやりと考えている。
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