宮崎駿
吉祥寺オデオンにて
3回目の観劇。
うち2回は立川シネマシティで観たのだが、あそこは音響のよさが素晴らしいと改めて感じた。
ドルビーではなく、SONYの4Kとか(4Kって映像の規格ではないのかな。高画質の)。
さて、3回目の観劇だが、今回は事前に堀辰雄の「風立ちぬ」と堀越二郎の「零戦 その誕生と栄光の記録」を読んだ。
さて、3回目の観劇だが、今回は事前に堀辰雄の「風立ちぬ」と堀越二郎の「零戦 その誕生と栄光の記録」を読んだ。
基本的に映画は宮崎駿がこの二冊から着想を得て再構築したフィクションだということを認識。
宮崎駿ってややっぱり想像力や粘り強さ(一手間かける気力)がすごいなと思い続けていて、あまり映画に集中できなかった。
あと風立ちぬっていう映画は「矛盾」に満ちた映画だということを感じた。
戦闘機好きの戦争嫌いの宮崎駿。
それをそのまま、葛藤とかも含めて表現してしまう。
だからこそ、割り切れない、すっきりしない部分もあるんだけども、矛盾に満ちたまま描く表現力。
引退会見とかでも「この映画に込めたメッセージは」という質問に「映画をみてください」と返しているのは、一言でいえる類のものではないからなのだろう。
もっとたくさん映画を作って欲しいです。
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