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2007年12月2日日曜日

佐賀のがばいばあちゃん

駄作すぎて自信がついた。
説明台詞、唐突な展開のオンパレード。
子役も下手、吉行和子もがばいばあちゃんやるには品があってだめ。
もっと野蛮な感じだろうな、がばいばあちゃんってのは。
ユリイカ見た後のせいもあるが、ワンシーンごとの緊張感のなさが特に目に付いた。
ユリイカが、青山真治がすごすぎるのか。
あの映画は塩狩峠の言葉を借りれば「腹にこたえる」作品だったな。
しかしながら一方でこれだけくだらない映画と脚本が商業向けに作られている現実。
俺でも、いや俺のほうがいけるんじゃないかって思った。
脚本家の人は以前読んだ「久世塾」にも出てた山元清多って人。 (後で調べたら島田洋七もだった)
演劇畑のシナリオライターで岸田国士賞取ってるんだって。
権威ってのに振り回されないようになりたい。
あとは作品を書かなきゃ。
口先だけでは評論家になっちまう。

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