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2010年9月24日金曜日

食のリスク学

中西準子

リスクゼロはあり得ない。
マスコミの過剰報道、必要以上に「安全」を求める国民。

引用P149
市民運動の出発点は常に、新鮮な問題点を指摘し、しかも、ファクトから出発するのですが、あるところで、思想に転化し、ファクトからはず始めます。そこが問題だと思います。

2010年9月23日木曜日

弁護士冥利 だから私は闘い続ける

宇都宮健児

徹底的に弱者のための弁護で戦う。
その信念の強さ、一貫性に感銘を受けました。
次の課題は「貧困」だとか。
自称「落ちこぼれ弁護士」としてスタートした氏の半自伝。

「社会がどうこうだからやる」のでなく、自分の身近に起きたことを突き詰めて問題を具現化し、社会に働きかけていく姿勢に心打たれる。
きっと文化行政もこのようなプロセスを経て、進めていかなければならないのだと思う。

2010年9月20日月曜日

AKB48「神曲たち」

これでもかというくらい「好き」を連発。
これでもかというくらい前向きな素直さを追求。
ファン心理としてはそんなアイドルを応援しつつ、自分の感情に共感させやすいのだろう。
頑張る人を応援しつつ、自分の気持ちも歌詞を借りて表現する。
ライブは盛り上がるだろう。
AKB48は学校コミュニティを敷衍させたアイドル戦略ではないか?
誰もが通る学生時代の思いをシンプルな言葉で共感させる。
コミュニティに参画させる術が総選挙だったりして、ファンにきちんと場所を与える。
秋元康恐るべしである。

2010年9月19日日曜日

エゴサーチ

虚構の劇団。
作演出、鴻上尚史。
@紀伊国屋ホール


「ポップで切ないお伽話」
昔、自分で手がけた沖縄を舞台にした作品(http://www.playnote.net/archives/000684.html
の企画書でそう書いた記憶があるが、それを体現していた。
現代的なテーマを取り入れつつ、人間愛を表現した鴻上氏の手腕に脱帽。

(追記2010/9/28)
ああ、友寄よ。
君には是非、沖縄の話を書いて欲しい。
同世代で震えるような物語作品を観たのは君が初めてだった。
まだ、始まっちゃいねえよ。

2010年9月18日土曜日

消費者はなぜだまされるのか

再読
村千鶴子

悪質商法の典型が丁寧に述べられている。
消費者基本法制定前の本。
はっきりと断ることが1番の対策とある。
確かにそうなのだが、相手のことを慮っての日本人の調和を求める美徳ゆえと考えると、実際は難しい。
インドに行ってから自分自身ははっきりと断れるようになったが、同時にドライにもなった。
日本の文化、風土に根ざした対策を自分なりに突き詰めて行きたいと思います。

食べても平気?BSEと食品表示

吉田利宏
集英社新書

食品表示の経緯がわかりやすかった
当初は事業者のものであり、のちに消費者に向けてのものに。
食品安全委員会がリスク評価機関だということもわかった

2010年9月13日月曜日

食品の安全とは何か

今村知明

食品はそもそも危険なものである。
いかにリスクを減らすかが課題である。

BSEの死亡率よりインフルエンザの死亡率の方が高い。
リスクには主観的評価と客観的な評価がある。
なるほどである。

2010年9月12日日曜日

2010年9月9日木曜日

食糧争奪戦争

浜田和幸
学研新書

パパの極意

安藤哲也

イクメンの神様みたいな人。
社会問題ではなく自分問題として考えることが大切、との言葉が胸に突き刺さった。

2010年9月6日月曜日

NOと言える日本

盛田昭夫
石原慎太郎

バブル期の本だからか日本礼賛。
特にハイテク技術の日本の優位を強調

2010年9月5日日曜日

石原慎太郎の東京発日本改造計画

タイトルからは石原都知事の本と思いきや、
「石原慎太郎研究グループ」というなんとも紛らわしい団体の本。
便乗商法というものでしょうか。
「ただ、知事のシンクタンク、一橋総研の記述は興味深かった。

あと橋本大二郎についての記述も印象に残った
規模ということでいえはわ国のほうが予算も権限も大きいが、実質そのなかで一人ひとりができる仕事というのは地方のほうがより大きいし、また、そういうなかからいろんなインパクトも与えられるというのだ。」

2010年9月4日土曜日

特攻野郎Aチーム THE MOVIE



@日の出イオンモール
あのテーマソングたくさん聞けると思ったのに全然なかった。
環境野郎Dチームっていうフジテレビの深夜番組が思い出される。
大学4年頃、衝撃を受けた。

2010年9月1日水曜日

韓国から帰国

素晴らしき機会に恵まれた韓国旅行が終了した。


雑感メモ
◯英語はやはりどこでも使うことになる。英会話は続けよう。思いを伝えられないことほど苦しい事はない。
◯名刺には英語表記もつけるべきである。
◯観光よりもしっかりとした目的があったほうがその国を楽しめる。いかに主体的な部分を作るかいなか。
◯いろいろと凄すぎる方にお会いして、さて自分は何ができるのか、猛省している。若いのだけが取り柄というのも悲しい。このまま年をとっていかないように、危機感が煽られた。特にジェネラリストとしての能力要求される職能だけに、器用貧乏、下手の横好きにならないよう今後の人生で気を付けて行きたい。あと、どんなに年をとって後輩が沢山できても、精神論で偉そうに過去を語る人間にはなりたくない。文脈(人生とその立ち位置)から理想の未来を語れるようにしたい。
◯韓国の電車には中吊り広告が少ない。
◯電車。ハングルだけだとどこだか全然分からない。英語だとイメージがつかめない。電車の表示はハングルと英語だけ。漢字のありがたみ、日本は漢字文化であることを痛感する。
◯韓国の街並み。日本より建物の高さが低い。ソウルといえど、日本の地方都市のような(金沢あたり)の建物の高さ。そして、広告が少ない。日本より、落ち着いた印象。

2010年8月30日月曜日

韓国のホテルにて

21時半頃に金浦空港に到着。
地下鉄使って、23時半頃にイビスアンバサダー明洞に到着。
細川先生にあいさつ。

韓国は快適だ。
インドの殺伐した感じ(思い込みか?)とは大違い。
知り合いが現地にいるからか。
また予定が組まれているからか。
インドのときは空港出た瞬間から戦闘モードであった。。
満喫できそうな予感である。

2010年8月29日日曜日

メモ

海外でもそのままiPhoneは使える。使えてしまう。
データローミングが曲者で、これを使ったままにしておくと料金はバカ高くなる。デフォルトではオフである。
またメールチェックも、iPhoneの場合、サーバー上でのいちいち確認するため、意外と高くなる落し穴がある。

結論。
電話は使えなくなるが、機内モードでWi-Fi使える設定にするのが、無難か。

参考
http://www.tokyohacker.com/weekend/iphone-kaigai/

韓国へ

品川駅のインド料理屋でチャイを頼む。


今日から三泊四日で韓国。
インドに続き海外二カ国目。

前回は行く前から行きたくないと言い続けていたが、今回はそんな事はない。
とても楽しみだ。

駅ナカにコールドストーンがあり、歌声が聞こえてくる。
不思議な光景だ。

2010年8月28日土曜日

グーグル革命の衝撃

NHKスペシャル取材班

今まで読んだグーグル本の中で一番面白かった。
グーグル幹部や市井のグーグルユーザーまで幅広い取材に基づき、
レポートされる。

印象に残った言葉。
引用されていた東大総長小宮山宏氏が2007年に入学式で語った言葉。
P302
「皆さんには、『常識を疑う確かな力』を養ってほしい。学問的な疑いの直感は、その人の頭の中で多様な知が関連付けられ、構造化されて初めて働くものだ。知を構造化することと、大量の情報をもつことは全く異なる」
「(中略)インターネットで入手した、構造化されていない大量の情報は、『思いつき』を生み出すかも知れないが、『閃き』を生み出すことは極めて稀だ。頭の中に、いかに優れた知の構造を作ることができるか、それが『常識を疑う確かな力』を獲得する鍵なのだ」




あとがきから引用
旅は「偶然の出会いと発見」を楽しむものだ。

2010年8月26日木曜日

食ショック

読売新聞「食ショック」取材班


食事は少量で長寿。
よく噛む102歳の昇地三郎さん。
そもそも日常の食べ物には栄養素ばかりではなく、発ガン物質などの毒も含まれているようだ。

2010年8月22日日曜日

食と消費者の権利

中村幹雄
オブアワーズ
2009年10月刊

冒頭の推薦文に神山美智子弁護士。

流し読み

食品の安全と企業倫理

神山美智子弁護士

カネミ油症の患者の写真が強烈
しかも1968年に起きたこの事件、救済が不十分なのだとか。
健康食品のくだりで、
「身体に良い食べ物というものはなく、身体に良い食べ方があるだけだ」
との言葉が紹介されていたが、まさにその通りだと思う。
水も運動後の水ほど美味いものはなく、山に登った時のオニギリほど美味いものはない。
文脈が大切なのだと思う。
そして、私は野菜にはいい思い出はない。

2010年8月17日火曜日

トリックスターから、空へ

太田光エッセイ

不器用な愚直な言葉が心に響く
悩んだまま、理想を追い求めるしぶとさ

2010年8月12日木曜日

サーファーUSB

ヨーロッパ企画
@本多劇場

初めて観る劇団。
急遽、招待が出て観劇。

架空の世界でサーファーとして生きるものたちの話。
外部のものにサーファーが流儀を教えるためにいろいろ茶々をいれるのが面白かった。
特にファストフードの食べ方。
「唾液が迎えに行く」

2010年8月7日土曜日

鎌倉由比ヶ浜

はらゆうじ。
腹のお肉が社会人になったことを示唆してます。

2010年8月1日日曜日

2010年7月31日土曜日

アウトレイジ

北野武

重鎮という言葉が似合う北野作品。
重いのだ。
ベンツが、暴力が。
腹にどすんとくるシーンの連続。
特にリンチシーンは目を背けることも多々あった。
しかし、それでいてどこか居心地がいいのだ。
突き抜ける爽快感。

2010年7月29日木曜日

2010年7月23日金曜日

2010年7月5日月曜日

消費者政策学

細川幸一

わが師匠の本。
三回目にしてようやく頭にすんなり入るようになってきた。


研修の発表は今日で終わった。
手応えは特にない。
発表の仕方、構成などまだまだできたことは間違いない。
団体訴訟制度、父権訴訟など海外の事例は今後も調べよう。
まずは韓国である。

しかしながら、最初の「海外の悪質商法はどうなってんだ」という直感で、細川先生を知り、
その間に韓国の消費者院が視察に来たりした関係で再び細川先生の本にお世話になり、
シンポジウムで感銘受けちゃって、
アポとってお会いし、
ゼミなんかも参加しちゃったりして、
こんなにあれよとうまくいくとは熊野三社のおかげだろうか。

35歳の教科書

藤原和博

100というのが一つの目安
就職活動でも100社落ちて、なぜ100社落ちたのかレポートしたら採用する
みたいな意見は面白い
100回怒られよう

2010年7月4日日曜日

2010年6月17日木曜日

2010年6月16日水曜日

twitter社会論

津田大介

P137
ぽりったー
行政機関
青森県庁、岐阜県庁、大分県観光・地域振興局、福島県会津若松市役所、長野県小諸市役所、北海道陸別町役場

2010年6月11日金曜日

「キッズリターン」「ソナチネ」

早稲田松竹

幸せなひとときでした。
映画館で見る北野映画はなお素晴らしい

2010年6月5日土曜日

フリー

クリス・アンダーソン

SHIBAHAMA

快快。
芸劇アイズ
@芸術劇場小ホール1
マチソワ二回観劇

スタンガンはじめてみた。
裸族の威力
アイデアいっぱい
右脳にたくさん刺激をいただきました

そして芸劇のおにぎりの美味しいこと

2010年6月2日水曜日

2010年6月1日火曜日

なぜか、たけしの兄です

北野大

名門上野高校
英語得意
社会人、大学院、博士三年、財団

雑誌立ち読み感想

三浦大輔エッセイ、SPA!
批評について。
批判、商業でひより、三浦死ねとか傷に塩を塗るようにネット、ついったーで検索
そして凹む
作ってないやつにいわれたくない、とは言えない

なんて普通な感覚を素直に表現できてしまうのか!
やっぱり好きだぜ、三浦大輔

次世代ウェブ グーグルの次のモデル

佐々木俊尚
光文社新書
2006