リスクゼロはあり得ない。
マスコミの過剰報道、必要以上に「安全」を求める国民。
引用P149
市民運動の出発点は常に、新鮮な問題点を指摘し、しかも、ファクトから出発するのですが、あるところで、思想に転化し、ファクトからはず始めます。そこが問題だと思います。
リスクゼロはあり得ない。
マスコミの過剰報道、必要以上に「安全」を求める国民。
引用P149
市民運動の出発点は常に、新鮮な問題点を指摘し、しかも、ファクトから出発するのですが、あるところで、思想に転化し、ファクトからはず始めます。そこが問題だと思います。
徹底的に弱者のための弁護で戦う。
その信念の強さ、一貫性に感銘を受けました。
次の課題は「貧困」だとか。
自称「落ちこぼれ弁護士」としてスタートした氏の半自伝。
「社会がどうこうだからやる」のでなく、自分の身近に起きたことを突き詰めて問題を具現化し、社会に働きかけていく姿勢に心打たれる。
きっと文化行政もこのようなプロセスを経て、進めていかなければならないのだと思う。
悪質商法の典型が丁寧に述べられている。
消費者基本法制定前の本。
はっきりと断ることが1番の対策とある。
確かにそうなのだが、相手のことを慮っての日本人の調和を求める美徳ゆえと考えると、実際は難しい。
インドに行ってから自分自身ははっきりと断れるようになったが、同時にドライにもなった。
日本の文化、風土に根ざした対策を自分なりに突き詰めて行きたいと思います。
食品はそもそも危険なものである。
いかにリスクを減らすかが課題である。
BSEの死亡率よりインフルエンザの死亡率の方が高い。
リスクには主観的評価と客観的な評価がある。
なるほどである。
あと橋本大二郎についての記述も印象に残った
規模ということでいえはわ国のほうが予算も権限も大きいが、実質そのなかで一人ひとりができる仕事というのは地方のほうがより大きいし、また、そういうなかからいろんなインパクトも与えられるというのだ。」
雑感メモ
◯英語はやはりどこでも使うことになる。英会話は続けよう。思いを伝えられないことほど苦しい事はない。
◯名刺には英語表記もつけるべきである。
◯観光よりもしっかりとした目的があったほうがその国を楽しめる。いかに主体的な部分を作るかいなか。
◯いろいろと凄すぎる方にお会いして、さて自分は何ができるのか、猛省している。若いのだけが取り柄というのも悲しい。このまま年をとっていかないように、危機感が煽られた。特にジェネラリストとしての能力要求される職能だけに、器用貧乏、下手の横好きにならないよう今後の人生で気を付けて行きたい。あと、どんなに年をとって後輩が沢山できても、精神論で偉そうに過去を語る人間にはなりたくない。文脈(人生とその立ち位置)から理想の未来を語れるようにしたい。
◯韓国の電車には中吊り広告が少ない。
◯電車。ハングルだけだとどこだか全然分からない。英語だとイメージがつかめない。電車の表示はハングルと英語だけ。漢字のありがたみ、日本は漢字文化であることを痛感する。
◯韓国の街並み。日本より建物の高さが低い。ソウルといえど、日本の地方都市のような(金沢あたり)の建物の高さ。そして、広告が少ない。日本より、落ち着いた印象。
結論。
電話は使えなくなるが、機内モードでWi-Fi使える設定にするのが、無難か。
参考
http://www.tokyohacker.com/weekend/iphone-kaigai/
今日から三泊四日で韓国。
インドに続き海外二カ国目。
前回は行く前から行きたくないと言い続けていたが、今回はそんな事はない。
とても楽しみだ。
駅ナカにコールドストーンがあり、歌声が聞こえてくる。
不思議な光景だ。
今まで読んだグーグル本の中で一番面白かった。
グーグル幹部や市井のグーグルユーザーまで幅広い取材に基づき、
レポートされる。
印象に残った言葉。
引用されていた東大総長小宮山宏氏が2007年に入学式で語った言葉。
P302
「皆さんには、『常識を疑う確かな力』を養ってほしい。学問的な疑いの直感は、その人の頭の中で多様な知が関連付けられ、構造化されて初めて働くものだ。知を構造化することと、大量の情報をもつことは全く異なる」
「(中略)インターネットで入手した、構造化されていない大量の情報は、『思いつき』を生み出すかも知れないが、『閃き』を生み出すことは極めて稀だ。頭の中に、いかに優れた知の構造を作ることができるか、それが『常識を疑う確かな力』を獲得する鍵なのだ」
あとがきから引用
旅は「偶然の出会いと発見」を楽しむものだ。
カネミ油症の患者の写真が強烈
しかも1968年に起きたこの事件、救済が不十分なのだとか。
健康食品のくだりで、
「身体に良い食べ物というものはなく、身体に良い食べ方があるだけだ」
との言葉が紹介されていたが、まさにその通りだと思う。
水も運動後の水ほど美味いものはなく、山に登った時のオニギリほど美味いものはない。
文脈が大切なのだと思う。
そして、私は野菜にはいい思い出はない。
初めて観る劇団。
急遽、招待が出て観劇。
架空の世界でサーファーとして生きるものたちの話。
外部のものにサーファーが流儀を教えるためにいろいろ茶々をいれるのが面白かった。
特にファストフードの食べ方。
「唾液が迎えに行く」
わが師匠の本。
三回目にしてようやく頭にすんなり入るようになってきた。
研修の発表は今日で終わった。
手応えは特にない。
発表の仕方、構成などまだまだできたことは間違いない。
団体訴訟制度、父権訴訟など海外の事例は今後も調べよう。
まずは韓国である。
しかしながら、最初の「海外の悪質商法はどうなってんだ」という直感で、細川先生を知り、
その間に韓国の消費者院が視察に来たりした関係で再び細川先生の本にお世話になり、
シンポジウムで感銘受けちゃって、
アポとってお会いし、
ゼミなんかも参加しちゃったりして、
こんなにあれよとうまくいくとは熊野三社のおかげだろうか。
なんて普通な感覚を素直に表現できてしまうのか!
やっぱり好きだぜ、三浦大輔