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2013年6月8日土曜日

簿記

明日は簿記の試験がある。
実は受験は三回目。
ちなみに三級。

社会人になったら簿記くらいは押さえておかないとね、
ということで受験してみようと思った次第だが、
仕事上全く使わないので、実感がわかない。
でも数字に強くなったら、苦手な日経新聞も読めるようになれるかもしれないぜ、
と思い、諦めきれないでいる。

これまでの二回はトンズラしてしまった。
全く勉強していなかったからだ。
今回はどうか。
参考書を買ったが、まだ半分も終わらないでいる。
スキマ時間を活用しようとiPhoneのアプリも購入したが、塩漬けにしている。
喫茶店とかで勉強しようとするとちょこっとやって後は息抜きで、読書とかPCいじっているとそっちに熱中してしまい、異常な集中力でもってあっという間に時間が過ぎていく。
あれ、何しにきたんだっけという具合だが、いつも心地よい充実感がある。
この時のパフォーマンス能力が常に発揮できればと思っている。
学生時代と同じだ。
勉強していたつもりが、机の周りを整理していたらいつのまにかそっちに集中して、よくわからないところで満足している自分がいる。

大学時代の友人に3浪した強者がいたが、今、彼の気持ちがよくわかる気がする。
三度目の正直なんていう言葉があるので、受験会場には足を運びたいと思う。
ただ、午前中なので、起きれるか心配だ。

2013年5月4日土曜日

十六歳のオリザの冒険をしるす本

平田オリザ
講談社


面白すぎる。
個人的には深夜特急より好き。
洞察力がすごい。
あとがきによれば、書いたのは十八歳という。
天才すぎるぜ、平田オリザ先生。

14歳からの原発問題

雨宮処凛
河出書房

2013年5月3日金曜日

どう働く

坂本光司
青木仁志

あさ出版

世紀末の詩

野島伸司

「おまえがなぜ女にモテないか、もうひとつわかった」
(中略)
「それは、おまえが救いがたく心の卑しい人間だからだ。自分はチッポケな人間だと理解しながら、一方で自分より小さな人間を貪欲に探している。ワイドショー好きの主婦のようだ。

2013年5月2日木曜日

やさしさについて

とある友人が書いた小説を読んだ。
人間関係に不器用で、他人にやさしく振舞うことができない男の寓話的な話である。
やさしさについて考えた。


やさしさ、とは難しい。
例えば、ボランティア。
ボランティアはやさしいのだろうか。
ごみ拾いは地球にやさしいのだろうか。
そもそも地球にやさしいという言葉自体よくわからない。
自然は人間には厳しいが、人間は地球にやさしくなることができるのだろうか。

私も人にやさしくされるのはどちらかといえば苦手である。
わがまま放題言わせてもらえれば、少し気にかけてもらいたいが、基本的にはほっといてほしい。
やさしくされると、ありがたい反面その恩返しをしなければならない気がして負担になってしまうことも事実。
その煩わしさというのは正直ある。
特に純粋な気持ちのやさしさ、というのは余計に厄介だったりする。
何でこんなにやさしくしているのにあなたはわからないの、といわれている気もする。


昔書いた演劇のセリフに「愛の押し売りってしちゃいけねえんじゃねえの?」というものがある(ちなみにギャグ演劇)。
愛とは素晴らしいものだが(あの素晴らしい愛をもう一度を歌うももクロと南こうせつのコラボも素晴らしい)、それは思い込みでしかなかったりもする。
というか、すべてのことは実は自分の思い込みではないのか、という謙虚な姿勢こそが大切なのだと思う。
そして、その思い込みは自分にとっては大したことだけれども、実は他人にとっては取るに足らないものであるということをわきまえるべきだと思う。
Twitterのタイムラインをみながらについこんなことを思ってしまった。
こんな意見も思っているだけにしておけばいいのだ。
自戒をこめて。


雨の降る新潟の温泉宿にて。

お金が教えてくれること

家入一真
大和書房

2013年4月28日日曜日

登山(惣岳山〜岩茸石山〜棒ノ嶺)

自分メモ

朝7時、立川集合
16時頃、川井駅到着

帰りの下りでは足がぷるぷる

2013年4月26日金曜日

日本でいちばん大切にしたい会社3

坂本光司
あさ出版

帯に村上龍の推薦文「金銭・利益以外の価値、それが何なのかを示す必読の書。

メモ。
5人を大切にしなければならない。上から順に優先順位が高い。
①社員とその家族
②社外社員とその家族
③現在顧客と未来顧客
④障がい者や高齢者などの社会的弱者
⑤出資者・支援者

人の幸せは四つといわれる。
①人にほめられること。
②人に必要とされること。
③人の役に立つこと。
④人に愛されること

④以外は働くことで満たされる。いや④も職場結婚があるか。

2013年3月25日月曜日

大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術

花輪陽子
是枝俊悟

私はあまりにも家計とか貯蓄とか将来設計とかお金のことに興味を持てない。
不感症なのか。
これでは一流のビジネスマンと張り合えないので、いっそのこと株でも投資信託でもやってやろうかと思った。

2013年3月16日土曜日

2013年3月14日木曜日

ミカドの肖像

猪瀬直樹
小学館文庫

再読。

かつて石原慎太郎から「博覧強記の調査魔」と呼ばれた猪瀬直樹。
そのとおりで、疑問的を徹底して洗い出し、膨大な情報をかき集めている。
ただ、ジャーナリストではなく「作家」を自らを規定する彼の特長は物語るところにある。
だからエンタメ的な要素もあって読みやすい(だって「ミカドの肖像」は約900ページもあるんだぜ)。
事実を積み上げてそれを元に「視えない制度」をあぶりだす。
いわば、暗黙知を可視化する能力が彼の最大の才能である。

そして、この「ミカドの肖像」。
この小説ともミステリとも現代日本論とも受けてとれる作品は、誰もが存在を感じながらも巧みに避けてきた戦後最大の「タブー」である天皇制に真正面から向き合い、謎解きを行う。
サブカルチャー全盛の今の時代だが、こうした大きな問題に一個人が真っ向から挑んでいる事自体が新鮮に映る(猪瀬流にいえば、森鷗外のような「家長」的な責任感か。)。
これは「団塊の世代」だからこそなせるワザなのであろうか。
我々の世代だと「前田敦子はキリストを超えた」みたいな本が出てくる次第である(猪瀬流にいえば、「放蕩息子」の文学)。

印象深かったのは、最後の方の文化人類学者の山口昌男の著作を引用しつつ解説している部分。
実は私、山口昌男氏について、先日亡くなった記事を読んで知ったばかりなのだが、「中心と周縁」論はとても興味深い。
それを踏まえ、天皇制も日本人の心の拠り所として空虚な中心を確保するために存在し、その空虚さゆえに周縁部をブラックホールのようにのみこむ(そして「和」をもたらす)という仮説は説得力のあるものであった。
作品では触れられていなかったが、さしずめ西武の「堤康次郎」は価値紊乱者(←この言葉好き)という点でトリックスターという役割を果たしたのだろう。

(250316追記)
欲望のメディア収録のあずまんの猪瀬直樹論を読んでのメモ。

猪瀬直樹の仕事の本質は(戦後日本独特の)権力構造の分析ではないだろうか。
世俗の問題→生活→小さな謎から出発。謎解きはミステリーの要素を持ち娯楽性を物語に与えている。
共時的な問題を通時的な問題として、歴史を縦横無尽に横断し材料をかき集め、不可視のシステムを共時性に軸足をおいて物語る。
権力構造に「仕掛け人」の存在を意識し、そのものを洗いざらい調べ上げて、イデオロギーや理念ではなく、どのようなアーキテクチャーを形成したかをあぶり出す。





2013年2月24日日曜日

2013年2月17日日曜日

2013年2月13日水曜日

横道世之介

吉田修一
文春文庫

先日この原作映画を見たこともあり、読む。
久しぶりに吉田修一を読んだ。
面白かった。


P402
大切に育てるということは「大切なもの」を与えてやるのではなく、その「大切なもの」を失った時にどうやってそれを乗り越えるのか、その強さを教えてやることなのではないか

2013年2月4日月曜日

横道世之介

試写会にて鑑賞
ストーリーが破綻しているきらいが、ないわけでもないが、これが結構面白かった。
脚本は五反田団の前田司郎。
前田ワールドが随所にあらわれていて、それがスパイスに。

2013年2月1日金曜日

財政健全化法と自治体運営

兼村高文
税務経理協会

「こんな本があったらな」と思ってた内容がずばり書いてあった。
夕張と財政健全化法。
決算カードその見方。
ただ、私の頭が悪く全然内容が理解できなかった。
もう一回チャレンジしよう。

2013年1月27日日曜日

復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20

LIVE映画。
立川シネマシティ2にて。
http://eiga.com/movie/77652/

この立川シネマシティという映画館は凄い。
まず、音響。
LIVEの臨場感に惚れ惚れ。
また、宣伝も少ない。
この映画に関してはゼロ。
ビートたけしが言っていたが、「NHKは受信料を払うからCMがない。なのに、なぜ映画は本編が始まる前に10分も宣伝を見せられなければならないのか」と。
全くそのとおりなのだが、それを実現しているこの映画館の経営者は立派である。

さて、映画。
尾崎のおそらく絶頂期はずぎて、精神的にボロボロだったはずの時期(友人だった現幻冬舎社長・見城徹の本「編集者という病」を読みかえそう)。
MCとか、それが如実に現れていた気がする。
実際このツアーが尾崎の生涯でもラストツアーになってしまったらしい。

だが、歌は素晴らしかった。
まるで自らのアイデンティティを確認するかのように。
特にラストの「シェリー」。
イントロ聞いただけで、私は泣いてしまった。鳥肌が立った。

夕張炭鉱節

戸田れい子
晶文社

フォト・ドキュメンタリー

2013年1月25日金曜日

おみくじ三回ひく理論

おみくじひいたら、今年は大吉であった。
ちなみに二つ。

最初のは佐賀県武雄市の武雄神社にて。二回ひいたら、大吉が出た。
二つ目は福岡県の太宰府にて。こちらは三回ひいたら、大吉が出た。

経験則上、おみくじは三回ひけば大吉が出る。
世の中、一回だけ派の人が多いみたいだが、私の考えでは吉は積み上げ式である。
努力可能なのだ。


イメージ的には吉二つで中吉、中吉と末吉足せば大吉、と同じくらいの威力を持つと思っている。
かのヤンキースのイチローも打率よりもヒット数にこだわるとおっしゃっている。
その理由は、打席に立つことを積極的になるため、とのこと。
打席に立てば立つほど、ヒットを打つ機会が多くなる。
打率は上がったり下がったりするので、時には打席に立たないほうがいいこともある。
ただ、バッターというのは打席に立って打つのが仕事。
また野球選手になったというのも打つことが楽しくて仕方なかったというのがその原点だろう。
そういう本来的なあり方でいられるためには打席に立つことに積極的である必要がある。


おみくじも同じ。
何度もひけばそれだけ、こつこつと吉は積み上げられていく。
ついていないことを誰かのせいにしないだろうか?
それは間違いである。
常に幸福を求めようとすること、そのために努力し続けることが結果的に幸福を呼び込む。
何事も積み上げて行くことが大切なのだ。


ーーー

なんてことを真剣に語りだしたら終わりだと思う次第です。

2013年1月20日日曜日

自民党で選挙と議員をやりました

山内和彦
角川SSC新書

日本の選挙構造が候補者の視点からわかり、面白かった。
この模様をドキュメンタリーにしている想田監督の「選挙」という映画もみよう。

霞が関から日本を変える

プロジェクトK
マイナビ新書

2013年1月18日金曜日

ガールズトークしたい

ガールズトークしたい。

ちなみに私のスペック。
食べものに全く興味が無い。
おしゃれなお店が苦手。
少食。
野菜嫌い。
お菓子嫌い。
甘いもの苦手。
無口。
一人で本読んでいるのが好き。
人見知り。
飲み会ではビールしか飲まない。
飲み会でまずフライドポテトを頼み、満腹になる。
旅行が嫌い。
団体行動が苦手。
予備校生みたいなファッションしてる。

だから、ガールズトークしたい。

2013年1月14日月曜日

力弱い市長の力強い地方行政

樋渡啓祐
再読。


タイトルはあいまい。

レミゼラブル

立川シネマシティにて。

立川シネマシティは音響設備がものすごくよかった。
今度、尾崎豊のライブの映画をやるらしいので見に行こう。
シェリーで泣こう。

レミゼラブル自体について。
なぜ、私はミュージカルに入り込めないのだろう。
そんなことばかり考えてしまった。

64 ロクヨン

横山秀夫

Kindleにて。

2013年1月1日火曜日

週末起業サバイバル

藤井孝一
ちくま新書

紅白歌合戦

ここ数年来かつてないほどに暇をして、久しぶりに紅白歌合戦を見て過ごす年末。
ちなみに明日の夜からはLAに行くので、荷造りもしなければならないのだが、寒くてどうもやる気が起きない。

さて、紅白歌合戦。
何といっても注目はももクロ。
にわかファンで申し訳ないのだが、とにかく何か感動してしまった。
おめでとう、紅白出場。
その後も見続けて、
YUIが活動停止と知り「いい歌を歌うのに惜しいね」と思ったり、
久しぶりの綾香に「髪が短くなってる」とか思ったり、
かと思えば歌舞伎の亀治郎が名前が変わっていたり、
香川照之が中車として登場したりしてとにかく驚き、
きゃりーぱみゅぱみゅのこれぞ「ファッションモンスター」という衣装に拍手し、
AKBの人数の多さに兵馬俑を感じ、
その後のコロッケのよくわからないモノマネに唖然としたりした。

そして、何と言っても美輪明宏だ。
「ヨイトマケの唄」。
見事だった。
歌というか一人芝居だった。
風景が見えた。
最初はあれ、テレビ消えたかな、と思うように暗転。
しばらくしてスポットライトがあたる。
少年の表情、かあちゃんの表情、そして成長した姿。
一人の人間の人生が垣間見えた。



美輪さんは黄色いロン毛で、オーラの泉のイメージ等で今では私の中で「奇人」ワクになっているが、
昔は三島由紀夫とも交流のあった(←意味深です)文化人。
当時の写真を見ると美男子そのものである。
その美男子ぶりがなんとも危うく妖艶な魅力であるのだが、
その姿が今日蘇った気がした。
そう、今日は黒髪の短髪になっていた。

この「ヨイトマケの唄」、言葉の問題から公共の場で放送されるのにも議論があったそうな。
表の世界に出てこない歌。
それを含めてのこの紅白の舞台。
美輪さんの中でも今までの色んな思いがあったことだろう。
心が震えました。


年があけてしましました。
あけましておめでとうございます。

2012年12月29日土曜日

2012年の総括

2日連続で終電を逃す。
家に帰ったらTSUTAYAへの返却期限を過ぎていたことに気づく今日このごろ。
ちなみに年始は友人(園原くん)とLAに旅行する。(1/1-7)


さて、2012年の総括。


大学時代の友人、園原くんとここ数年では一番会った。(ちなみに今日も会った)
8月にうなぎを食べながら、猪瀬直樹「ミカドの肖像」に出てくるデュオミカド、ミカドゲームについて、熱く語り合ったのがハイライト。
11月の富士山マラソンで負けたのが悔しい。
28歳の誕生日を迎えて、「いつも言ってますが今年こそは結婚します」と宣言していたが、まだ結婚はしないで欲しい。(老婆心ながら、クルマの借金を返してからにしてからがいいと思う)
あと、いつも合コン用に仕入れたと思しき知識を得意げに披露するのはやめて欲しい。

フルマラソンは2回出場。
2回とも4時間20分。
2011年東京マラソンの5時間18分からはタイムが大幅に縮まった。
ただ、どちらも歩いてしまったことが残念。

PCは計3台購入。
うち、ノートはMacBook Airを1月と8月に購入(メモリ4GB→8GBとハイスペックなものに更新した)。
映像編集に興味を持ち、何本か編集した。
編集用にPC(Mac mini)を購入。
映像編集について、とても興味をもっているが、まだまだ技術が足りない。
場数を踏んで、外に出せるようなドキュメンタリーを作りたい。

登山はほぼ毎月どこかへ。
毎回、カメラを片手に。
8月には八ヶ岳を訪問。
人生で初めて山小屋に泊まる。


以下、気になったもの。

【本】
①「世界が土曜の夜の夢なら~ヤンキーと精神分析」斎藤環
②「一般意思2.0」東浩紀

【映画】
①「アウトレイジ ビヨンド」北野武
2回観た。
観て以来ずっとアウトレイジごっこにハマっている。
北野映画はすごい、の一言。
初期から比べると物語性があって、かつセリフ量も膨大に。
有名俳優を起用していながら、物語としても面白い。
常に挑戦し続ける男、北野武。

②「演劇Ⅰ」「演劇Ⅱ」想田和弘
両方で6時間弱の大作。
ただし、全く飽きなかった。
ドキュメンタリーがこれほどまでに面白いと気づいたのはこの作品のおかげ。
中身的には演劇の稽古風景がたくさんあって、普段はなかなか表に出るものではないのでそれが興味深かった。
平田オリザの演出技術、哲学に感銘を受ける。

【音楽】
①「Marionette」BOOWY
②「BE MY BABY」COMPLEX
③「狩りから稲作へ」レキシ
旅行中に聴いていて、ハマった。

④「ワニとシャンプー」もも色クローバーZ
赤い人が好き。
ももクロは他の曲も好き。

【旅行】
①小笠原旅行
年末年始。
船で25時間半かかった。
帰りは海が荒れていてもっとかかってグロッキーになってずっと寝ていた。
小笠原では南島を小舟で訪問したが、大時化。
しがみついてないと海に落とされそうになる。
死ぬかと思った。

②徳島旅行
上勝町、美波町
(10月12日ー14日)
園原くんが面白かった。

【人物】
①樋渡啓祐(佐賀県市長)
実際に会ったわけではないが、取り組みにとても注目。
HPのFacebook化、図書館のTSUTAYAへの委託。

②そんしさん
大学の先輩。
現在はアフリカのブルキナファソという国にいらっしゃる。
帰国した時に「飲みにいこ」と声をかけてくださり、大変光栄。

③松村邦洋
歴史上の人物などをモノマネしながらやるオールナイトニッポンのネタが抜群に面白い。
もっと世間的にも評価されてもいいと思います。

【クルマ】
audi TT
園原くんが購入。
6月に買って、9月に売る(そして、借金だけが残った[らしい])。
売る直前に新潟まで旅行(妻有トリエンナーレ)。
高速道路での運転時の安定感に驚くばかり。


以下、月ごとに整理。

1月
MacBook Air11inch購入。

2月
夕張訪問。
飛行機が遅れたため、羽田からタクシーで自宅まで帰る。
3万7千円くらい。
次の日は何食わぬ顔で出勤。

3月
仕事が結構忙しかった(9月くらいまで続く)。
京都マラソン出場。
4時間20分。

4月
職場で後輩が2人出来た。

5月
宮城県山元町訪問。
被災地に初めて足を踏み入れる。

6月
特になし。

7月
40万のカメラを買う(CANON EOS 5D Mark III )
夕張訪問、本年2回目。

8月
園原くんが3万円返してくれた。
MacBook Air11inchを買い換える。
八ヶ岳登山。

9月
妻有トリエンナーレ@新潟

10月
徳島上勝町、美波町訪問。
旅中に28歳になる。

11月
富士山マラソン出場。
4時間20分。

12月
平田オリザの演劇を初めて観る。
Mac mini購入。

2012年12月24日月曜日

サンタクロース会議 アダルト編

青年団
@駒場アゴラ劇場。

初平田オリザ先生。
60分の長さもちょうど良く、とても面白かった。
だけど、サンタはいる!と思います。

いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校

ロロ。
@新宿眼科画廊

若い演劇集団ロロ。

自治体クライシス 赤字第三セクターとの闘い

伯野卓彦
講談社

NHK「クローズアップ現代」の放映の際の取材から生まれた本。
「第三セクター」という堅実なテーマだが非常に読み応えがあった。
やっぱりNHKの仕事、取材力は興味深い。

無知であること、数字に弱いこと、時代の雰囲気に流されることはとても怖いと思った。
とっつきづらいからこそ、早めにこの財政分野を勉強しておきたい。
そして、大局観を持てるようになりたい。

備忘メモ。
北海道赤平市
北海道芦別市
青森県大鰐市

地方自治体財政健全化法
(1実質赤字比率、2連結実質赤字比率、3実質公債費比率、4将来負担比率の4つの指標)

私が官僚一年目で知っておきたかったこと

久保田敬
かんき出版

陸前高田市副市長
前内閣府参事官補佐

やらなきゃゼロ!

鈴木直道
岩波ジュニア新書

2012年11月30日金曜日

血液型の性格判断について

毎日ブログ書く宣言をした翌日から休んでしまいました。

ジブリ、ディズニーと世間が好きなものとなかなか肌が合わない私であるが、特に困ってしまうのは血液型性格判断です。

みんな好きですよね。
嫌いな人に会ったことがありません。
どうなのかね、なんて人もそんなこといいながら結構好きな人が多いのではないでしょうか。
みんなお詳しいですよね。
何であんなに知ってるんでしょう。

実は私の母親もこの血液型性格信者で、子供の頃吹きこまれました。
「O型はおおざっぱだけれども、誰とも仲良くなれる」
「A型は神経質。細かい」
「B型は変わっている人が多い」
「AB型はA型とB型を足して、2で割ったような人」

今だと気づいてしまうのですが、さりげなく母親自身の血液型のO型が一番よい表現になってます。

あと、今も昔もなのですが、AB型のAとBが一緒になってるのがよくわかりません。
何でそこだけブレンドがあるのでしょうか。
だったらAO型もあってもいいのではないですか。
また、AB型はAとBの両方を兼ねるとかいいますが、混ぜたら別物になったりしないのでしょうか。
全然イメージできません。
いっそのことC型にしていただけないでしょうか。

あと世の中(日本では)、A型が多すぎませんか。
全然統一感、共通性がないんですけど。
血液型当てるときも、とりあえず「A型でしょ」って言っておけば、結構当たっちゃうではないですか。
「意外とA型でしょ?」
「そうなの、実は細かかったりして」
みたいな会話を何度聞いたことか。
全然「意外」ではないです。

ゴリラはB型しかいないって聞きましたが、本当ですか?
本当だったらA型の人はゴリラと仲悪いのですかね。
よくいいますよね、A型とB型は反りが合わないって。
ゴリラ研究で有名な京都大学の山極教授はその点、大丈夫なのですかね?
ゴリラと会話したりしてそうだから、もしやB型?


調べたことはありませんが、血液型性格判断の話が通じるのは日本と韓国だけみたいなことを聞いたことあります。
アメリカ行くと星座の性格判断とかみたいです。
天秤座だからどうのこうとか。
全然説得力ないですよね。


おわりに。
血液型性格判断の中身には興味は全くありませんが、なぜ人が血液型性格判断を信じるか、影響を受けるのかにはとても関心があります。
結局みんな自分のことがわからないのだと思います。
よりどころが欲しいのではないでしょうか。
ロールモデルとしての血液型性格。
自分に割り当てられることで、自然とその性格を演じるようになって、嘘が誠になる。
なんかその手のことを分析した本が読みたいです。
斎藤環氏とか書いていないでしょうか。

2012年11月27日火曜日

二人静


盛田隆二
光文社文庫


 初めて読む種類の小説だった。大筋では恋愛小説なのであろうが、介護やDVといった現代社会が抱える問題を詳細に描かれることで、甘ったるさはない。しかし、だからこそ、というべきか。自分がもしもその立場であったならば、という身につまされる思いにさせられる。誤解を恐れずにあえていえば、主人公の町田周吾と乾あかりを始めとしてどの人物も地味である。しかしながら、その「地味さ」こそが日常の究極のディティールなのではないか。退屈さと厄介さを兼ね備えた日常の諧調性。私もそうした日常に生きているからこそ、盛田氏の描く人物にも感情移入してしまうのであろう。
 また、人間は感情の生き物である。単調な日常でありながら、複雑に心は動く。しかし、盛田氏の目は顕微鏡のようである。心のひだを観察し、その動きまで描きだすほどに。

 日常は平和である。とはいえ、誰しも多かれ少なかれ悩みは抱えているものである。しかし、他人からみれば大したことはないのがまた常である。他人の悩みなんて、景色に過ぎないのである。

 盛田氏の小説の凄さとは、登場人物に人生を語らせるところである。それはまるでその本人になって記憶を呼び起こすように、時にははっきりと、時にはあいまいに、その人にとっての傷の存在を否が応にも感じさせるようにして語られる。「二人静」ではその点が周吾の父親はっきりと現れていて大変興味深かった。

 ストーリー展開も600ページを超える大作でありながら、片時も飽きることのない内容となっている。周吾とあかりに次々と振りかかる困難。それを格好良く乗り越えるのではなく、むしろ無様なままそのままに受け入れていくようにして物語は展開していく。その蓄積こそまさに我々の生きる日常そのものである。何かが起きても受け入れて慣らしていくしかない。

 ふと私自身についても考える。周吾が抱えることになった親の介護の問題だって、いつ自分の身に降りかかるかはわからない。しかし、その時に自分に何かできるかといえばいきなりできるわけではない。今から何かするかといえばするわけでもない。でも、もしも自分が介護をすることになったらどうするか。まずは自分でやるしかないのだろう。無様なままに。そのままに。

 今日も盛田氏の描く人物はこの日本のどこかで、息をして、日常生活を送っている。風景ではなく、傷を負ったひとりの人間として。そう思えてならない。そんな盛田氏の小説に拍手を送りたい。

Facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツにせまる男

映画「ソーシャルネットワーク」の原作

走ることについて語るとか恥かしいから、語らないで、でも歩くことについては語ってみようか。いやいや、寒い日が続きますね。

続く限り、毎日ブログを更新しようと思います。
ブロガーになります。


私の平日ですが、朝は5時に起床、6時前に家を出て、7時には新宿到着。
始業時間までカフェで1時間ほど朝活をするという極めて健康的な生活をしてます。
2年半以上そんな生活が続いてます。
飲んだ次の日もです。

こんな自分になるとは、学生時代の自分では考えられないことです。
特に大学生のときはよく寝ました。
友人宅では特によく寝ました。
大学生は赤ん坊の次によく寝る、とは森見登美彦の言葉ですが、全くそのとおりの生活をしていました。

ジョギングをするようになり、マラソンを走るようになったのも、学生時代にほとんど運動してないことが大きいです。
特に長距離とかは大っ嫌いでした。

つまりは今の自分はそれまでの人生の反動によるところが大きいのです。
昔の自分を思い出すと赤面してしまいます。
だからこそ、それを思い出さないようにするために反対のことをしているのだと思います。

ミーハーで恐縮なのですが、最近、といってもおとといからですが「ももいろクローバーZ」にハマっています。(特に赤の静岡出身の人が好きです)。
「ワニとシャンプー」って曲があります。
「終わらない終わらない全然終わらない。8月最終日の宿題 。適当にやらなきゃしょうがない。適当にやってもしょうがない」というような、要は夏休みが終わるというのに宿題が終わらないという曲です。
聞いていて、ふと思い出しまいました。
よくこの手のことはネタにもなったりするのでしょうが、私はあまり共感できません。
なぜなら、夏休みの宿題が終わらなくても全然焦っていなかったからです。
危機感を感じませんでした。
自分に正直すぎました。
よく怒られてました。
でも悪いとは思ってませんでした。
世間との距離感をうまくつかめていないガキでした。

大人になってからは時間や期限には厳しくなってます。
理由はたぶんこれです。
こういうのを成長というのでしょうか。
言わないと思います。

走ることについて語る時に僕の語ること。第一回富士山マラソン篇。

久しぶりに勢いだけで書く。


昨日(11月25日)、河口湖を会場とした「第一回富士山マラソン」に参加してきた。
「第一回」とあるが、元々も河口湖マラソンというマラソン大会があって、それがパワーアップして富士山マラソンとして出なおしたとのこと。
ちなみに私は今回で3回目のフルマラソン挑戦である。
東京マラソン、京都マラソンと挑戦してきた。

去年はその「河口湖マラソン」にエントリーしたものの、宿がとれず車内泊をしたこともあって、寒くて、やる気をなくし、そのまま温泉入って帰ってしまった。
今年はその反省も活かして、宿で泊まった。
しかしながら、宿をとれたのは忍野八海で有名な忍野のほうでちょっと離れているところである。

朝は5時に起床。
朝の気温はマイナス3度とかで、朝車のフロントガラスが凍っていた。
ちょっと心が折れた。
宿の人にお湯をかけてもらい氷を解かす。
会場へ向かう。
しかしながら、このパワーアップした今大会では、人を集めすぎて、大渋滞が発生していた。
まあ、間に合わなかったらそれを言い訳にして温泉に向かおう、と思っていたが、スタート直前15分くらい前に会場につき、荷物預けも何とか済ませると、息つく暇もなくスタート5分くらい前に。
あっという間にスタート。
8時15分である。
ゲストとして来ていた有森裕子のテンションの高さに驚く。
女松岡修造みたいになっていた。

そこからは淡々と走る。
走っている最中に思ったこと。
「・・・」
「富士山綺麗だな」
「紅葉がきれい。カメラ持ってくればよかった」
「走ってても寒い」
「(たまに立ち止まって撮影しているランナーに対して)すごいな」
「(ロッキーのテーマが頭の中で流れて)エイドリアーン!」
「つらいとは思わない」

15キロを過ぎたあたりから、足がちょこっと重くなる。
たぶん気のせいだ、と思い込むことにして、走り続ける。
17キロあたりから足の重みがやっぱり本当だと気づいてしまう。
つらくないもんね、とペースをキープする。(キロ5分10秒くらい。ちなみに走っている最中には時計は全く見ない)
20キロすぎたあたりから給水所で水を飲むふりをしてちょいちょい歩き始める。

(中略)

30キロを過ぎると、もうどこで歩いてやろうかな、くらいしか考えなくなる。
「なんで、走ってんだ」
「頑張らなくてもいいじゃないか」
「誰もどうせわからないんだし」
といって、「まあいいや」歩きだす。
あんまり歩くと足が余計に重くなるのですぐに走るようにするが、もう足の重さが変わっている。
そうして34キロあたりからはやたらと歩いてしまう。
1キロ走って、ちょっと歩こうとか思っているけども、1キロも走らずにすぐ歩く。

(中略)

そうしてゴール。
4時間20分54秒でした。

2012年11月19日月曜日