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2007年5月16日水曜日

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

本のほうがよかった。
淡々としててね。
なんかこう映像だと、その病気で苦しみ姿とかが強引に同情を引き出すものとして働くからそこがあざとくなる。
死んだ後も無理に死に意味づけしようとし、感動させようとする規制が働き、泣けない。
この映画で泣ける人はそんなに親しくない人の葬式で泣く人。
周囲の雰囲気に呑まれてしまう人ではないか。
まああとは単純に感情移入しやすい人。
典型ではひねくれた俺は泣けない。

役者では松たか子が美しすぎた。
彼女にアテ書きして一本シナリオを書きたい。
あと希木樹林。
「寺内貫太郎」のおばあちゃんから30年以上たつわけか。
あれのほうが好きだなあ。
しかし、演技はすごいとかしかいいようがないな。
笑い方がいいんだよな。

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