ページ

2007年5月11日金曜日

コインロッカーズベイビー(下)

村上龍はこの三作目を圧倒的なものにしようとしたらしいけど、なるほど圧倒的な小説だ。
これが村上龍の作家としての評価を確固たるものにしたとかしないとか。
残酷なことも淡々とつづられ、その視線は恐ろしく冷たいけど正確だ。
巻末の三浦雅士(誰だっけ?)の解説によると「自閉と破壊」がテーマらしい。
今でも、いや、いまだからこそなおさらリアリティがあるテーマだ。

0 件のコメント: