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2007年5月10日木曜日

99・9%は仮説

光文社新書。
言ってる内容は、科学といえど全て主観、客観など存在しないという現象学をそのままいった感じで新鮮さはない。
客観ってのは間主観性ってやつ。
現象学といったらフッサールって人だ。
本書を読むと、いかにわれわれが仮説を仮説と気づかず惰性でそう信じているかがわかる。
常識を疑え。そして常識が完璧な事実でないことを意識せよ。
当たり前だけど難しい。
アインシュタインの相対性理論ってのは、要するに世の中には正しいことがいくつもあって真実が相対的である、って感じに思えた。
宗教戦争を見てのとおり、確かに正義も一つじゃないって思うとその通りだ。
なるほど。

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