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2007年6月2日土曜日

監督ばんざい

上演予告が15分もありやがった。
ふざけんな!
NHKは受信料あるからCMないんだろ。
なんで1500円も払ってCMみなきゃいけねえんだ。

と、初めはイラついたが映画は良かった。
北野武監督、13作品目。
映画館で観てよかった。
色々思いすぎて一度には書ききれないが、とにかく遊び心があって好きだ。
たけしが好きだ。
とても共感するとこがあった。
監督ばんざい!


以下、思ったことを断片的に。

・カンヌで世界の映画監督30人でつくる短編集のひとつとして上演された作品。
さあどうなるのかな、と思ったとこで終了。
あっけなさすぎ、面白くなかったな。
起承転結の「起」と「承」で終わっちゃった感じ。
しかし、作品中で上演される「キッズリターン」が抜群にかっこいいんだな。
一度、劇場で見たい。
音楽がとくにかっこいい。
耳に残る。

・たけし自身が言っていたように、構えずに何の意味もないくだらない映画として笑うつもりで見ようとしたがうまくいかなかった。
ほとんどはくだらない感じだし、ラストなんかはもうめんどくさくなってチャンチャンって感じなのだが、どうしてもたけしの人形が出てくるところを見ると深読みしてしまう。
あのバイク事故で自分の肉体のことをボロボロになった人形って言ってたことが思い出される。
あと定番の考えだと、「ビートたけし」と「北野武」って奴。
大体殴られるのは人形だったから、単に痛いのが嫌で人形使ってたのかもなんて考えたり。

・よく笑った映画だった。
一番笑ったのは、何と言ってもラーメン屋でのプロレス。
しかも蝶野ってのが最高だ。
何言ってるんだかわからない。
しかもコワモテでその通りに強い。
やっぱりプロレスはネタになる。

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