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2007年6月6日水曜日

座頭市

北野武唯一の大ヒット作。
悪い言い方すると一般ウケ狙った作品。
めずらしく劇的要素盛り沢山。
もっともエンタメ路線に走った作品。
たけし作品としても異色 、時代劇としても異色。
一発で決着つくのはいいな。
あざとい演劇の殺陣よろしくいつまでもチャンバラごっこやられたら殺気が消えてしまう。
予定調和はごめんだ。
刀を鞘から抜いた際に間違って切りつけてしまうってのもあったが、これは一見ギャグでもあるけど、刀ってのは危ないもんってのがわかって実によい。
刃物ってのは意識なしでも切れてしまうものだ。
当たり前だが、今までの映画にはない新しい現象だ。
しかしながら、キタニストの俺としてはこの作品だけ見てたけし映画が好きってやつを認められない。
ついそんなつまらない意地を張ってしまう。

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