合わせて向田邦子のエッセイ「父の詫び状」も読む。
主に向田邦子の親父について回想されて書かれている。
つまり、「寺内貫太郎」の元ネタ。
あまり連続ドラマは見ていないが(全部見たのは、金八の健次郎&上戸彩編、GTO、神様、もう少しだけ、ちゅらさんくらい)、「寺内貫太郎一家」ほど素直に笑えて、泣けて、感動したドラマは他にはない。
遊び心も満載で、作り手側が楽しんで作っている気がした。
演出の久世光彦が本の「寺内貫太郎一家」の解説でこう書いている。
テレビほど面白いものは滅多にあるものではありません。小むつかしい顔をして目を吊り上げたら、とたんにつまらない不粋なものになってしまいますが、思いつきを悪乗りしてそのままやってしまったり、罪のないいたずらを面白がってやるにはテレビはすてきな玩具だったのです。
これは俺が演劇をやる考えとも一致しているな。
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