ページ

2007年4月25日水曜日

テンション芝居

声量を出す、勢い、グルーブ感、、オーバーリアクション、メリハリetc
これらが良いとされる。
ひねくれているせいかこういった芝居見ると疲れる。
日常生活でもそうだが、無駄に元気な人(元気なふりをしている人?)を見ると疲れるのだ。
なんというかテンション芝居にはリアリティを感じない。
作られた感、人造的要素が強すぎる。
散文的よりも漫画的といったらよいか。
人間の機微、というか繊細な部分を落としがちである。
心の動きが大ざっぱというか単純すぎる。
しかも既製の価値観をそのまま使用していて創造性がない。
学生演劇になると、もっとひどい。
笑いに関してぬるい。
なんの芸もない。
笑われているだけ。
勢いでごまかす。
いや、すべて自己満でごまかしている。
周りを見ようとしない。
誰が演じても僅差はない。
閉鎖的な環境って態度にはうるさく、価値観への想像力が働かない。
無難な芝居は退屈です。
俺はもっと壊していきたい。
野心を持ってめいっぱい批判されてこそ何か生まれる気がする。

0 件のコメント: