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2011年1月7日金曜日

北京旅行記ー二日目

12月30日




前日、明日は9時出発とか言ったか言われた気がするが、案の定、寝坊する。
結局、ホテルを出たのは11時くらい。
ひとまず万里の長城を目指す。

地下鉄を乗り継いで、積水譚という駅で降りる。
明らかに観光客目当てのタクシーがふっかけてくる。
適当にあしらい、近くのデパートに入る。
地下の食品売り場などを見学。
鯉とかナマズとかが水槽にいた。
食品売り場にあるので、食用だと思う。
園原氏、ポケットティッシュを買う。

デパート近くの、食堂へ。
一軒目で、園原氏が大学生五年間習ったという(なかなか単位が取れなかっただけ)中国語を活かし、麺料理ありますか?、みたいな事を聴き、ない、とのことで次の店に。
二軒目。
指差し会話帳で、オススメ料理教えてください、とやる。
出て来たのは、ナポリタン風の麺料理だった。
ナポリタンは嫌いだし、特にピーマンは苦手なのでがっかり。
でも食べてみたら麺は美味しかった。
きしめんのような歯応えでありながら、きしめんよりも細い。
園原氏は、黒いスープの謎の麺料理だが、食べてみるとこちらのほうがおいしかった。
あっさりスープと麺がよく合う。

その後、万里の長城を目指すべく、それらしきバス停に。
ガイドブックには12元と書いてあったが、そこにいた人間によると、片道80元かかるという。
筆談で会話。
80×2人=160
往復で320元らしい。
おかしい、高い。
しかも誰も並んでいない場所、動きそうのないバスの前で、ここだよ、といって待たされる。
園原氏が水を買いに行こうと場を離れると、その人間はまた話しかけて来て、タクシーなら往復で400元だ、みたいなことをいってタクシーの方へ連れて行こうとする。
魂胆がわかってしまったのと、あまりにも寒かったので、もう結構!と思い改めて出直すことに。
とりあえず天安門へ向かうことにした。
ちなみに園原氏は水を買ったが、外で売られていたため中が少し凍っていた。

地下鉄で、天安門へ。
そのまま故宮を見学。
だだっ広く、隙間風が強いため寒い。
寒すぎる。
正直故宮などどうでもよくなってしまった。
最後のほうで、お土産内に四席だけのカフェらしき一角があって、底でコーヒーを。
砂糖入りで甘いコーヒーだった。

故宮を出たあとは、胡同という細い路地がある地区へ向かう。
古い街並みを活かし、おしゃれカフェがあるという場所。
道中もあまりにも寒く、コンビニ便利店で手袋を買う。

カフェに入る。
西洋風の普通のおしゃれカフェ。
あったかいものを頼む。
あとで聞いた話によると、園原氏、カフェのトイレを詰まらせてしまったようだ。

地下鉄を乗り継いで、王府井へ。
北京一の繁華街だ。
北京飯店という老舗ホテルで、元に両替する。
それぞれ、一万五千円ずつ。

道路のマンホールの穴からなぜか白いけむりがでている。
湯気か?
そんなT字路を渡り、全聚徳という有名らしい北京ダック屋に。
少し、高級な雰囲気。
北京ダックは美味しかった。
クレープのような薄い皮につつんで食べた。
会計は420元くらい。
この旅で一番の支出だった。

園原氏の出版社魂もあって、本屋へ。
村上春樹はもちろん東野圭吾も売っていた。
その後に行った駅ナカのスーパーみたいなところでも雑誌が置いてあり、園原氏は数点購入。

地下鉄で最寄りの駅へ。
数分歩くが、真逆に来ていることが判明。
タクシーを拾ってホテルへ。
なぜか一元余計に取られた。
部屋に戻り、シャワーを浴びて就寝。

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