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2010年10月5日火曜日

四半世紀

今月の13日で26になる。
これは主観的なものだが、人間は誕生日周辺の季節を好きになるのではないか。
一番この季節が体に馴染む。
風が、散歩が、景色が、身体に心地よい。
具体的には秋の徐々に涼しくなっていく過程が好きである。
春は眠い。夏は暑い。冬は寒い。
それだけだ。
しかし秋は繊細だ。
微妙にではあるが、確実に変化している。
風の強さにも強弱様々なバリエーションがある。
秋ほど豊かな季節はない。


さてさて、約3ヶ月くらいをしめす秋という単位もそうだが時間には単位がある。
その中で、あまり使わなそうなのが、四半世紀という単位である。
単位なのに4という数字が入ってしまいぱっとみてよくどれくらいなんだか、わかりづらい。
しかし、この単位も人間にとって、一つの区切りになる単位だから存在するのだと思う。

25歳。
私にとっては就職の歳。
他人からみたらささいな事かもしれないが、早起きになった。
自分にとってはかなり大きな出来事。
波及効果として、仕事外でも活動的になった。

同級生たちにも次々と変化が起きている。
大学時代同じサークルの出身の劇団は突如、解散することになってしまった。
高校生の時に戯曲書いて賞とった友寄という主宰は沖縄へ帰ってしまった。
何があったんだ。
はらゆうじの初任給は3万円だった。
年金とかもろもろ払ったら可処分所得がないではないか。
あ、この人26だった。
園原氏は一ヶ月で三軒茶屋から護国寺あたりに引っ越した。
飯田橋にすればいいではないか。
そして、雨宮氏、

つづく。

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